2022-05-04

黄金週間撮影行: 山形~新潟~長野

サンデーカメラマンが長期取材できる黄金週間を利用して、4/29から5/4に山形~新潟~長野へ取材をしてきました。
(1日目)
事前に山形の写友Iさんに連絡を取り、情報をいただいていました。
初日に白川湖へ水没林を撮影して、翌日に樽口峠の桜を撮影に行く予定でした。
取材に来ていたKさんと、久しぶりに会うことができました。
風景写真界のN菌保有者のNさんも、すれ違いできていたそうです。
なるほど、だから霧も靄も何もない、から~んとした朝だったんですね。
日の出前から撮影して、新たに導入したReflex Lens (ミラーレンズ)を試してみました。
上がReflex Lens 500mm/f8、下が70-200mm/f2.8+2倍テレコンです。
初めてでしたが、難しいレンズですね。

レンズ試し撮り
Kさんと別れ、樽口峠へロケハンに向かいました。
初めての樽口峠で、桜に出会えたのはラッキーでした。
山間の春
移動中、今日の午後から天気が悪くなり山間では雪になるとの予報をニュースで見て、道路の掲示板にも注意をうながす表示が出ていました。
近くの道の駅で様子を見ながら休んでいたのですが状況が悪くなってきたため、夏スリックタイヤでは明朝の樽口峠は危険とあきらめて、再び白川湖へ向かいました。
途中みぞれになり、白川湖に到着したときは、ホッとしました。
Iさんと連絡して、明け方にセッティングに向かうと、偶然にも隣がIさんでビックリです。
その隣がHさんで、さらにビックリでした。
新緑の冬
冬に逆戻りした白川湖の風景を楽しんだ後、Iさんと大井沢の桜を撮影しに移動しました。
ここは警察による注意があるので、路駐にはご注意ください。
昨日は冬、今日は春
Iさんとは、ここで分かれて、月山方面へ立ち寄った後に一路新潟へ向かいました。
途中、山形名物...なのでしょうか、太素麺に出会いました。
食べているのは私ではありません。

もう夏日になる日もあって、どのような食感か楽しみです。
そこで連休早々、やってしまうことになるのです。

(2日目)
新潟で気になる棚田を撮影しようと、車から荷物を出そうとしたら引っかかったのか腰に力がかかって違和感が...
やってしまいました。
寝違えた様なものなので、こういう時はテント担いで山を歩けば治るとばかりに、カメラバッグを担いで慎重にヨボヨボと歩いて撮影に行ってみました。
棚田なので、結構登るんです。
歩いていると少し良くなってきて、少し雨が降る中でしたが所有者の人と挨拶もできて楽しく撮影できました。
田植えを待つ
ここでの撮影を終えて、人気のスポットの松之山へ向かいました。
ですが、大変な雨で撮影に出ようか悩みましたが、結局酒に負けてしまいました。

(3日目)
腰の痛みが少し良くなったかと思えば、朝には痛みがぶり返す、という状況です。
撮影を切り上げるか悩みましたが、美人林での撮影をしていると霞が出てきて、ちろっと光芒まで見えて、テンションあげあげになって腰の痛みもどこへやら。
でも入口の風景が、やっぱり好きなんです。
春かおるブナ林
美人林を後にして、そろそろ獣臭が漂ってきたところでもあり、大厳寺高原で撮影した後に松之山温泉でひと風呂浴びて着替えました。
新緑
途中、食料を調達したところ、松之山ではアルコール飲料も冬と春が同居しているようでした。
冬と春

(4日目)
峠で休んでいると午後から雨が降り始め、夜中にも時折り激しく降って、星景撮影はできませんでした。
朝も雨が時おり降りカメラマンも少なく、お立ち台には私一人な状況にもなって喜んでいたら、事件は起きました。
ガス晴れて
移動しようとしていたところ、光の状況が良くなって慌ててセッティングしたところ、70-200mm/f2.8レンズがポロリと転げ落ちました。
運が悪いことに、N菌保有者のNさんと鉢合わせ
「大丈夫?」
とご挨拶。
『いや、大丈夫じゃないって...』
とは言えず、苦笑い...
撮影を切り上げ、菜の花をReflex Lensでの撮影を楽しみながら、写友Oさんが出展している写真展へ向かいました。
春光、まぶしく

(5日目)
星景撮影をしているグループがいたのと腰のことを考慮して、朝まで休むことにしました。
薄明るくなる頃に撮影に出て、佐賀から来た方、岐阜の方とお話をしながら、少し傷んではいましたが水芭蕉を撮影して帰京となりました。
佐賀からきた5MTジムニーの方、12時間をかけて来たとか。
九州では白樺や水芭蕉は見られないとのことで、興奮気味で撮影をされていました。
道中の無事を祈りつつ、またどこかで会いましょう。
高原の春
高速の休日割引がないことと渋滞を心配して、早々に帰宅しました。
おかげで、ほとんど一般道でしたが渋滞に遭うことなく、スムーズに帰宅できました。