2012-12-28

新しいセンサーとピンボケがなくなるカメラ(東芝が頑張ってる!)

東芝が頑張っています!

東芝が20MpixのCMOSセンサーを開発,量産するそうです.
残念なことに,センサーサイズは1/2.3型でコンパクトカメラ向けセンサーになっています.
フルサイズセンサーならどうなのかな?
気になります.

デジタルカメラ向けCMOSイメージセンサの発売について
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2012_12/pr_j2601.htm

そして,スマホでピンぼけが無くなりそうです.

バイバイ、ピンぼけ。東芝が、撮ったあとにピントを合わせられるスマホ用のカメラを開発
http://www.gizmodo.jp/2012/12/post_11422.html

サンプル画像は微妙 (生憎かラッキーかわかりませんが,知っている人ではありませんでした) ですが,なかなか面白い技術です.東芝レビューで紹介されれば,ぜひ読んでみたいと思います.

2012-12-25

X'masなのに...2012年最後の撮影

アップが遅くなりました。

25日に大学の研究室で学位審査対応の打合せを設定し、一路大学へ。
ちょうど三連休ですし早めに出発し、いつもの場所で富士山を撮影しようと向かいました。
裾野付近では全く富士山が見えず、期待薄です。
現地に到着すると、既に車があり、7脚ほど三脚が設置されていて、カメラマンが3人ほどいました。
やはり富士山は見えません。
ここで頑張ってもダメだな、と判断し、夕焼けを期待して雲の撮影に切り替え、海岸に出られる場所へ移動しました。
ギリギリでしたが、チョー有名な景勝地に行き、海岸に出て撮影しました。
ちょっと思っていた風景とは異なりましたが、まぁ下調べ (ロケハン) 無しの突撃撮影ですから。
夕焼け
暗雲が夕陽で色づいて、とても不思議な印象になりました。

気分を変えて、いつもの車中泊場所へ移動です。
餃子を食べようと思っていましたが、X'masイブですからターキーかなぁと、結局スーパーに寄ってお惣菜コーナで夕飯を調達して、お風呂へ行きました。
19:00以降は500円という情報でしたが、経営者が変わって終日800円でしたが、結構よいお風呂でした。

一人寂しくX'mas気分を味わい、早々に横になって寝ました。
夜中に警察が巡回に来て起こされるので、車のわかりやすい所にカメラを置き予防線を張ったところ、起こされることもなく静かな夜を過ごせました。
(確か、夜中に”カメラだ、カメラ”という声を聞いた気がします)

夜明け前、月が沈んで空には星が浮かんでいますが、意外と明るいのと、目立つ星座もないため星の撮影は無理そうです。
少々早かったのですが、寒くて寝てもいられなかったので準備を始めました。

海岸に出ると、東の空に雲が...
今日もだめかなぁと思っていたら、2時間ほどして、やっと雲から太陽が顔を出してくれました。
”あったけぇ~”
と思いつつ、太陽の位置が高いため、色が出る時間はわずかですから、とにかく撮影していきました。
波の状態を観察しながら、どんどん撮影していきます。
朝陽を浴びて
完全に太陽が出てから、風紋を数カット撮影しました。
風が強かったおかげもあり、綺麗に出ていました。
風紋・・・を見ていたら冬山に行きたくなった...
撮影を終えて、学生モードに切り替えて大学に行きました。

今年最後の撮影は、思っていた風景を撮ることが出来ませんでしたが、自然の不思議さを垣間見て、その素晴らしさを改めて実感しました。

来年、年明け早々から学位審査が待っています。まだまだ予断を許しませんが、よい年にしていきたいものです。
みなさま、よいお年をお迎えください。
そして、2013年もよろしくお願いいたします。
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

2012-12-22

写団薬師・多摩 12月教室

とっても撮影に行ってる場合ではありませんが,教室の日はやってきます.
今回の課題は,10月に撮影に行った作品を持って行きました.
今回は,何故か優秀!
何故かが悲しい...ですが.
一方,自由は皆で撮影にいった時の作品を持って来ましたが,こちらは欠点が目立ち展示会との評価でした.

あと2ヶ月位は,学位審査のために撮影は控えないといけないので,つらい日々が続きます.

教室の後,久しぶりに(でもないかな?)飲み食事で意見交換をしました.
いやぁ,204号室(すみません.分かる人には分かるネタです)は,やっぱり楽しい!

2012-12-04

星野道夫写真展「アラスカ 悠久の時を旅する」

富士フォトサロン東京で,【FUJIFILM SQUARE企画写真展】星野道夫 アラスカ 悠久の時を旅するが開催されています,12月5日までです.
星野さんは1996年にロシアでテレビ取材中にヒグマ事故で急逝されました.まだ,私は写真に興味がなかった頃ですが,それでもこのニュースは記憶に鮮明に残っています.
没後16年経ても,その勢いのある躍動感ある作品は,胸打たれるものがあります.

写真家として,その思いを作品にのせていくことの大切さを知りました.
そして,一人だけでは作品は作れないし,残せないということを,あらためて実感しました.

2012-12-02

今年最後の紅葉撮影

大学で学位論文の打合せと研究室のOB会のため、大学へ行ってきました。
毎度のことですが、ただ行くだけでは勿体無いので、車中前泊して紅葉の撮影に行ってきました。
今年は、違う場所でと思ったのですが、見頃を過ぎでタイミングが悪そうなので、もう少し条件がよさそうな場所を選びました。
夜中、やっぱり新東名は走りやすいですね。
SAやPAも綺麗で、トイレも使いやすいです。でも車は捕まりやすいです。気をつけましょう。

夜明け前から撮影していたのですが、事前に入手していたポイントが見つかりません。
彩り添えて

着飾る

時の流れをみつめて
もういいや、と大学へ向かう途中で、何やら怪しい標識が...
車を停めて向かってみると・・・おぉ!ここだ!
車に戻り、機材を担いでいそいそと撮影を始めましたが、何やらシャッターの調子がおかしいのです。
しかも、プレビュー画面や設定画面も表示されません。遂に壊れたか!と思ったのですが、レリーズを外すと普通に写せるしプレビューも見られます。で、レリーズを挿すとシャッターが下りて何も出来なくなります。
レリーズが壊れたか...!
しかも、いつもはコードが断線する等のトラブルなのに、今回はコントローラ側のトラブルです。
ま、いいや。打ち合わせが終わったら、チェックインついでに駅前のビックカメラで購入しようと、撮影だけして打合せに大学へ向かいました。
打合せは、先生と久しぶりのYさんと一緒で、方針は何とかまとまりました。
(ちなみに、3rd Partyの安いレリーズは置いていませんでした。地方でカメラ小道具が揃っているお店をチェックしておくことも大切ですね)

OB会も1時まで続き、ホテルが2:00で入れなくなるのでお開きにしていただきました。というか、既にグダグダになっていて、学生さんの誰が誰だか、B3、B4の区別が・・・ごめんなさい。

翌朝、予定していた場所に寄って(確か出身者が研究室にいたような...)紅葉撮影に行きました。
それほど広くないだろうと高をくくっていたら、とんでもなく広い場所でポイント満載で、1時間程度で撮影を終えるつもりが、たっぷり3時間も撮影してしまいました。
少々見頃は過ぎて、生憎の曇天で色が出ていませんでしたが、題材に事欠かず楽しめました。
なかよし
これを撮ろうとして
錦繍の道
もみじ

そして,最後のシメは,お茶ラーメンです.
某TV番組で一位を獲得したそうです.お茶サイダーというのもありますが,お茶ラーメンってどうなんだろうと思いましたが,意外とサッパリした感じで悪くありませんでした.
お茶ラーメン

にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村


岩合 光昭 写真展 「Land of the Brave/気高き者たち-ナミビアの野生」 & 高砂淳二写真展「そら色の夢」

すみません。タイトル長いです。
岩合さんの写真展に行ってきました。
WWFのカレンダー完成記念の写真展だそうです。
ナミビアを訪れ、ペンギンや象等の野生動物の生き生きとした姿をとらえています。
撮影中のトラブル等の話も出ていました。
(c) 岩合 光昭
2013年オリンパス/WWFカレンダー完成記念
岩合 光昭 写真展 「Land of the Brave/気高き者たち-ナミビアの野生」
http://olympus-imaging.jp/event_campaign/event/photo_exhibition/121129_iwago/
期間:2012年11月29日(木)~12月5日(水)
場所:オリンパスプラザ 東京

また、高砂淳二さんの写真展も見てきました。
以前、イルカがジャンプしている写真に感動して、気になっている写真家です。
今回は、雲や海等の写真をテーマにした展示になっています。
高砂淳二写真展「そら色の夢」

高砂淳二写真展「そら色の夢」
期間:2012年11月29日(木)~12月14日(金)
場所:コニカミノルタプラザ





2012-11-26

J-Powerロビー展「「a moment in time」 & 川隅 功写真展「幸せな一会」-アンコール展‐

報告が遅れました.(というより,撮影に行けないのでネタを小出しにします)
毎年観に行っているJ-Powerロビー展に行ってきました.
ここのカレンダーをもらうのが狙いなのですが...
今回は日本の自然風景50人の写真家達から選ばれた12人による写真展です.

ということなので,写真は掲載されているもの(だと思うの)ですが,やはりサイズが違います.
残念なことに,ここのラボのプリントが彩度がきつすぎて観るに耐えません.
でも,構図はとても良いですし,撮影場所も参考になりました(本に出ていますが).
11月30日までです.

カレンダーをゲットして,引き続き川隅先生の写真展「幸せな一会」-アンコール展‐に行きました.
こちらは,11月28日まで.フォトギャラリーキタムラです.
川隅先生も会場にいまして,最近悩んでいる水の撮影など聞いてみました.
ディジタルだと水や雲など向かない被写体はあるが,ポジはいずれ無くなるだろうから,チャレンジしていくことは大事だと思う,というお話に...
無理にポジに近づける必要性は無いかもしれませんが,ポジの味に近づける努力は必要かもしれません.
これがディジタルだから,というのは妥協の産物だと思います.

これと同じ議論が,過去にギターアンプの世界でもありまして...
トランジスタか真空管か...
トランジスタは真空管の信号を正確に再現しているのですが,何か違うんですね.
ということで,私は真空管アンプを購入しました.トランジスタアンプも購入しましたが...
やっぱり違いますね.

味のある写真を撮るのは,まだまだですが,とても勉強になりました.

2012-11-25

朝食前の撮影散歩

冷え込みが厳しくなるとの予報で、朝食前に撮影に行く事にしました。
これなら、一日を有意義に使えます。
いつも撮りに行く公園へ撮影に行きましたが、期待した霜はあまり降りておらず、霧も出ていません。気象チェックが甘かったかなぁ、と反省しながら歩いている内に、徐々に明るくなってきて紅葉がまずまずの見頃な状況なのを確認できました。
これまで歩いていなかったところへ足を伸ばしてみると、熱心に撮影している方がいます。
挨拶すると、あれ?昨日の写真展でお会いしたフォトクラブF5.6の方です。
短い時間でしたが、色々とお話を伺うことが出来ました。
もやの中で
なんてやっている内に、朝陽が差し込んで紅葉の木々が真っ赤に燃えているようです。
少しだけモヤってきて良い感じです。カメラマンも増えてきました。
燃え萌え
やや遅かったかな、という気もしますが、紅葉が綺麗な所で撮影して早めに帰宅しました。
何だか1ヶ月ぶり位にシャッターを押した気がしますが、少しだけストレスが解消された気がしました。
朝霜溶けて
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

2012-11-24

バッテリ故障・・・CULVノートPC"AS1410"

学位を取ることを決めた時に、ノートPCが必要になると思い購入したAcer AS1410ですが,夏にAC電源が故障して3rd パーティのものを急遽購入したのですが,今度はバッテリが故障しました。
この間、メモリを拡張したばかりだし、買い換える余裕もないし...
会社では、某メーカのPCをもっと酷使しているのですが、バッテリが故障した警告が出たことがありません。というか、警告がないまま調子が悪くなっています。
AS1410の設定を見ると、"バッテリが故障した時に通知する"というチェックボックスがあります。
調べてみると、制御回路やセルが故障することが2~3年であるそうです。そうかぁ、そろそろ3年になるなぁ...
一応使えるんですが、出力電圧が出ないみたいで、バッテリ駆動の場合に、いきなり落ちるそうです。それは困る。

これから論文作成の追い込みと事前審査が通過すれば公聴会もあり、これからが酷使する最大の山場なのにぃ~!
ということで、古い型ながら人気機種だったせいかバッテリはまだ売られていました。良かった、良かった。
ただ、取り寄せと1週間位かかるのが、ちょっと不安です。

フォトいろり写真展 & F5.6写真展

教室終了後、写友と一緒に写真展を観に行きました。
フォトいろりは、写団薬師・多摩と町田の講師をされている新井先生の教室の写真展です。
どちらも、富士フォトギャラリー調布で開催されていて、一粒で二度美味しい、みたいな感じです。

フォトいろりの写真展は、今回は花をテーマにしたものでした。
ポジとディジタルの混合で、こんな所でこんな風景が撮影できるのか!と驚きながら写友とワイワイガヤガヤ...煩かったかな?

フォトクラブF5.6の写真展は、写団薬師・多摩の事務局をしていただいているT氏のクラブです.
なかなか味のある作品が多く、一呼吸おいた作品が展示されていて、とても参考になりました。

論文作成に集中しなければ...と思いつつ、やはり我慢出来ないものは我慢出来ない...

来年の課題も発表され、さぁ、どうしたものか。

写団薬師・多摩 11月教室

10月末に撮影に行って以来、撮影に行けていません。
公聴会が終わるまでは、とてもそんな気分にはなりません。どこかでストレス発散しなければ...

今月の課題は、人とかかわりあう風景です.
実は、それを想定しての撮影は9月に行なっていました。
予定通り、その作品を持ち込みました。自由作品は、先々月、皆と撮影に行った、これも人とかかわりあう風景に通ずる作品です。
ですが、そんな心理状態を反映してか、どちらも今ひとつという評価でした。

どうやら、公聴会が終わるまでは我慢しなければいけないようです。
果たして我慢できるだろうか...

2012-11-19

交換レンズみたいなキッチンタイマー

これから追い込みです.
なので,撮影にはいけません.つ・・・つらい・・・
長い人生です.そういうこともあります.

ということで,ネタ提供です.
交換レンズみたいなキッチンタイマーが販売されています.

The f/60 Lens Kitchen Timer
http://photojojo.com/store/awesomeness/lens-timer/



Buy the The f/60 Lens Kitchen Timer at the Photojojo Store!

気になる方は,日本からも注文できるようです.
価格は$14.00,送料は$13.55です.合計2,200円位でしょうか.
YouTubeに動画がアップされています.

2012-11-10

ブログタイトルの変更

バイクの修理が滞っていて、もう1年以上バイクに乗っていないのに、バイクツーリングとタイトルに載せるのはおかしいかな、と感じていました。
そこで、思い切ってタイトルを変更しました。
(サブタイトルはそのままです)

Mt. Forever (Mountain Forever)

私の名前から浮かんだタイトルです。
といっても、メールのシグネチャには随分前から入れていますけど...

2012-11-09

写真展めぐり...なんと6箇所!

外出ついでに,帰り道々,写真展巡りをしてきました.
ほとんど,サラリーマン巡回問題よろしく,交通費を抑えるために効率良いルートを考えた結果,6箇所の展示を巡ることができました.

一つ目
荒川利夫写真展「彩の国~安らぎの里山~」
期間:2012年11月7日(水)~11月19日(月)
場所:Pentax Forum
風景写真家・佐藤さんのワークショップ"里ほっと"に参加してから,原風景だけでなく,里村風景にも興味が出てきました.
秩父方面の里村を撮影している荒川氏の写真展「彩の国~安らぎの里山~」が開催されていたので観てきました.
落ち着いた感じの,良く通われていることがわかる作品で,この土地が好きなんだなぁと感じました.

2つ目
キヤノンマーケティングジャパン:「Editor's Shot! 2012」~カメラ・写真専門誌編集者による競作展~
期間:2012年10月31日(水)~11月28日(水)
場所:キヤノンオープンギャラリー
米さんの写真展と同じキャノンギャラリーのオープンギャラリーで,写真雑誌編集者による写真展が開催されていました."あぁ,そう言えば..."と思い出しました.
作品数はそれほど多くないのですし,観ていくことにしました.
各紙雰囲気が出ています.すると,前川フォトプランニングでお会いした風景写真出版のI氏の作品が飾られているではありませんか.
し...しぶい...
「Editor's Shot! 2012」~カメラ・写真専門誌編集者による競作展~
3つ目
米美知子写真展「森に流れる時間」
期間:2012年11月9日(金)~12月18日(火)
場所:キヤノンギャラリー S
さて続いて,本日から開催されている米美知子写真展「森に流れる時間」に行きました.
米さんの写真展で,初日に行くのは初めてかも.米さんらしい作品が展示されていました.個人的には"お帰り"(だったかな?)が良かったと思います.若干,絵作りが固い気がしたのは気のせいかな?
荒川さんの作品を見た後,ということもあったと思います。通いが少ないところはそれなり,という印象も拭えませんでした.
米美知子写真展「森に流れる時間」
4つ目
第10回「美しい日本を撮ろう」フォトコンテスト
期間:2012年11月3日(祝)~11月11日(日)
場所:日本橋三井タワーアナトリウム
産経新聞主催 第10回「美しい日本を撮ろう」フォトコンテストの展示があり,観てきました.
正直,選者が必ずしも写真家でないこともありますし,プリントも良くなかったのですが,どんな作品が入賞したのか気になって観てきました.
数は多くなく,プリントも良くないので,わざわざ見に行くことはないかも...

5つ目
第19回 フォト燦 写真展
期間:2012年11月8日(木)~11月14日(水)
場所:フォトギャラリーキタムラ
風景写真のクラブかと思って覗いたのですが,そうではありませんでした.
もちろん風景もあります.
でも,同じカテゴリだけに執着すると,視野が狭くなりますから.
祭りやスナップなど,幅広い作品が展示されており,参考になりました.

6つ目
隔月刊『風景写真』主催 風景写真 Award 2012展 
「第17回前田真三賞および2012年度フォトコンテスト受賞作品」
期間:2012年11月8日(木)~11月14日(水)
場所:アイデムフォトギャラリー
風景写真の前田真三賞を受賞した飯田久江さんの作品30点と年間の各テーマで最優秀賞を獲った作品の展示です.
雑誌で見るより,プリントで見た方が,見えなかったものが見えました.

ということで,6箇所を巡りましたが,比較的効率良くまわれたと思います.
良い作品もあれば,それなりというものもありますが,行ってみなければわからない,ということもあります.
撮影に行けない時には,作品作りの参考に展示会を見に行くのも良いかと思います.




2012-11-05

第十六回 AMATERAS写真展 「太陽 月 空 海 大地」 & 川北茂貴写真展「夜景時間」

外出ついでの帰り道に,第十六回 AMATERAS写真展 「太陽 月 空 海 大地」を観てきました.
前川先生も,AMATERASには掲載されたことがあり,観せていただいたことがあります.
レベルが高い写真が展示されており,やはりみなさん,良い所を選び,良い構図で撮影されています.
ただ,夕陽や山など構図が似ている作品が多いのが気になりました.これは,作品の選び方によるのかもしれません.

第十六回 AMATERAS写真展 「太陽 月 空 海 大地」


  • 開催期間
    2012年11月2日(金)~2012年11月8日(木)
  • 開館時間
    10:00~19:00(入館は18:50まで/最終日は16:00まで)
  • 会場
    富士フイルムフォトサロン スペース1・2
ミニギャラリーでは, 川北茂貴写真展「夜景時間」が開催されていました.
以前,ワークショップに参加させていただいた佐藤尚さんのお知り合いの写真家の方だそうです.
夜景や夕景を撮影した写真が展示されいました.
作品数は少ないのですが,印象的な作品が展示されていました.
11月10日13時から,「夜景・イルミネーションの撮り方セミナー」が行なわれるそうですが,定員に達したそうです.
こちらは,11月15日(木)までです.

2012-10-29

悲しい話 (写真家のマナー)

このBlogでも,マナーについて色々書いてきました.
私自身,決してマナーが良いとは思っていません.ですが,意識しているかしていないか,が問題で,意識せず何も考えないで撮影しているカメラマンが増えていることが問題だと思っています.
決して写真のコミュニティだけではありません.
最近,山ガールならぬ"邪魔ガール"という言葉も出てきました.


これは,ぺちゃくちゃ喋りながら山を歩く(別にいいんですが,ず~っとというのは...),ゴミは落としていく,山のルールを知らないなど,正直二度と山に来てほしくない人のことです.ガールとありますが,私は男性にも当てはまると思っています.

さて,写真の話です.Kent Shiraishiさんが投稿しました.


どうやら,観光客やカメラマンが立入禁止の所へ入ったり,トラクタに乗り込もうとしたり,やりたい放題で我慢の限界ということです.
Shiraishiさん,これだけではなく"青い池"でも,自称"有名プロカメラマン"がタバコの空き箱を捨てたので拾った所,"君が拾えば良い"という言葉を吐いたとか...
コメントを読んでも,嫌われている日本人のマナー
にも書いた通り,声をかけないカメラマンが多く里村等での撮影で気持ち悪がっている農家の方も多いようです.

"旅の恥はかき捨て"とは良く言ったものです.
山でも写真でもそうですが,一度行けば(撮影すれば)良い,というのは観光です.
決して観光登山や記念写真を否定しているわけではありません.
だからといって,知らないところで知らない人に対して無礼をしてよいとは思いません.
それでは本当の良い山の姿を味わえませんし,良い写真も撮れません.
今月号(2012.11)のフォトコン,ネイチャー初心者部門の前川先生の講評にあります.
何度も通った成果だと...
一度登った山でも,季節を変えたり,敢えて雨の日に登ってみる事で景色はガラっと変ります.
#登山歴ん十年という方の遭難事故が発生しますが,果たして修羅場をくぐってきたか疑問があります.
#だからといって,敢えて条件が悪い時を狙って登る必要もありません.

さてさて.完璧な人などいません.ですが注意し合う事で意識するようになります.
勇気を出して注意し合いませんか.決して怒鳴らずに...

岩咲滋雨 写真展:- 道 - oze

ちょっと気になっていた写真展に行ってきました.
尾瀬となっていますから,尾瀬の木道が中心です.原風景の場合,木道など人工物を外すのが常道なのですが,逆の発想で面白いと思いました.

この岩咲さんという方,鈴木一雄氏に師事している一の会の方ですが,4~5年前から写真を初めて個展を開く実力のある方です.あいにく,取材が入ってしまいお話を伺うことができませんでした.
構図など面白いですしテーマも良いのですが,道と尾瀬というテーマが今一つしっくりきませんでした.
11月5日まで,PENTAX FORUMです.

2012-10-28

写団薬師・多摩 10月教室と撮影懇親会

28日に写団薬師・多摩教室がありました.
課題は,"海・岩礁"です.課題は9月に撮影しに行った写真と,自由は10月に撮影しに行ったものを持ち込みました.
課題は,狙いが悪くもう少し狙いを絞らないとと厳しい講評が...自由ももうちょっと,という厳しい講評でした.
まだまだ,まだまだです.

教室終了後,有志で撮影懇親会に出かけました.
予定通り買い出しまでは上手く行きましたが,いざ懇親会と狙っていた場所は全て封鎖され,路頭に迷う結果となってしまいました.
こんな時,慌てては事故を起こします.
深呼吸して,少々遠かったのですが安全パイな道の駅へ移動しました.
やっと食事にありつき,喉を潤しながら鍋をつついて懇親です.これは大ヒット!
事務局のT氏の食材選びはバッチリでした!
おかげで,翌朝は雨もあってノンビリ出発です.
当初の場所から変更したのですが,結構面白くて,なんだかんだと昼食を取ることも忘れて撮影していました.
高原の彩り

ささやく木々
 最後は,小さな沢で撮影です.
ホントに小さな沢なのですが,薬師の皆さんは食事も忘れて撮影です.
流れに添える
折角食事の場所を調べておいたのですが,それも役に立ちませんでした.
次回は,昼食も準備しないといけないかも...
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

2012-10-20

関東紅葉狩り谷川山登り

やっと関東にも紅葉の便りが届きました.
台風の進路が気になっていたのですが,進路がそれたので運動を兼ねて谷川に山歩きしてきました.
2年前にも行きましたが,その時は一ノ倉沢の時期を外していまい,結局西黒尾根からお昼に到着して,大混雑の中を下山しました.
http://takehisa.blogspot.jp/2010/10/blog-post_16.html
19日は半ドンなので休みにし貴重な平日休みを活用したくて,混雑が予想されましたが20日に行きました.
夜,いつも利用していた場所で仮眠しようと荷物を運び入れていると,係の人が施錠するとのこと.話に依れば,冬季に山屋が火を使うようになり,危険なため施錠することにしたとか.山屋のマナーも地に落ちました.ここに来る冬の山屋は,一通りこなしてきた人だと思っていたのですが,そうではなくなってきているようです.
確かに,スキーやスノボードに来た人達は,中でタバコ(火気厳禁のため)は吸うわ,コンセントから電源をとってお湯を沸かすわ,宴会して夜中まで大騒ぎするわ,で最低のマナーでした.
仕方なく,近くのドライブインで一晩を過ごしました.そこで考えていたのは,夜中に登るリスクです.
やっぱり,熊が怖い...出るんですよねぇ...遭ったこと無いけど...
さんざん悩んで,結局安全な場所で星を撮影し,ロープウェイを使っての山歩きに変更しました.
ただ,最近ちゃんと星の写真が撮れていない気がしたので,今回は練習と割り切り,色々と実験しました.

星の撮影をしていると,通行止めにもかかわらず上がってくる車が気になりました.
これだけインターネットが普及してるのに,確認せずに来るのでしょうか.これでは,とても計画を立てて臨んでいるとは思えません.
行き当たりばったりでは,そこで計画を立て直さなければならず,それでは良い成果はうまれないでしょう.
山も写真も(だけではありませんが),情報収集は大事です.

しかも,山は観光地化してしまい,ルールもマナーもあったものではありません.
特に,登り優先は最低限のルールなのに,全く気にかけている様子がない人も多い気がしました.
また,岩場でルートを譲ったり(危険地帯では止めましょう),並んで歩いたり手をつないで登ったり,一見安全そうに見えますが危険です.

バルブ撮影を2:30から,明るくなった5:00まで行いました.初めて流星痕が残る爆発をみました.
流星痕
一瞬,周囲が明るくなるほどでした.残念ながらカードへの記録中だっため,その流星を撮影できなかったのですが,流星痕を撮影できました.それ以外にも,流れ星がチョボチョボと観察できました.が,どれもファインダーにおさめることができませんでした.神出鬼没ですから...
沈みいくオリオン

夜間の撮影を終えて,車で一休みしてからロープウェイで天神尾根コースを行きました.
実は,無雪期の天神尾根を登るのは初めてです.積雪期は何度か利用していますが,そういえば雪がない時に登ったことは無かった気がします.
谷川岳へのルートは,中ゴー尾根,天神尾根,西黒尾根,厳剛新道,東尾根,一ノ倉・南陵/中央稜/凹状右,幽ノ沢・V右/中央/V左,芝倉沢,馬蹄形と,厳冬期を含めて歩いたことになります.
鮮やかな場所を探して
さて,紅葉は思っていたよりも進み具合が悪く,鮮やかさがありません.やはり猛暑と雨不足の影響でしょうか.葉が焼けたところで紅葉しているのでしょうか.インターネット情報では,どこも見頃となっていましたし,ニュースでも見頃という情報でした.が,何だか紅葉していないような,単なる枯れているだけ,という気もしないでもありません.
これで,もう一週間もすると,そのまま葉が落ちてしまうのでしょうか.
トマノ耳へはもう一登り
色づく木々
帰りに気になっていたお店,"高橋の若どり"に.
鳥のもも肉と胸肉の蒸し焼きが有名なのですが,270円と特大290円があり,20円差なら特大に.
胸肉の方が肉が多い,と言っていましたが,骨も多いのでもも肉の方がいいかも.
高橋の若どり 胸肉特大

2012-10-18

キヤノンマーケティングジャパン:前田 真三写真展と第32回日本山岳写真集団展「わが心の山」

仕事帰りに,写真展をハシゴしました.
気になっていたキヤノンマーケティングジャパン:前田 真三写真展に行ってみました.
初めてのギャラリーですが,通路がギャラリーになった感じで,どうかなぁ,という印象でした.
ここでの前田真三氏の作品は,ダイ・トランスファー・プリント(Dye-Transfer Print)という技法でプリントされた作品でした.味があって,前田真三氏の作品には合っている気がしました.ちょっと色がきついかな,という気もしましたが.
作品は30点が展示されていたと思います.こちらは,10月30日まで.
前田真三写真展
続いて,気になっていた日本山岳写真集団の写真展に行ってきました.
南アルプスのマイナーな山から,北アルプスのメジャーなルート,山に関するメジャーな撮影地,海外の山々,そして和紙プリントなど意欲的な作品が展示されていました.
参考になった作品も多いのですが,完成された作品というより実験的な作品かな,というものもありました.

2012-10-15

通学途中で...初新東名

15日,会社を休んで大学へ研究の打合せに行きました.
方針は立てたものの,研究は行ったり来たりで悩んで,あまり進展していません.正直やばい・・・

とはいうものの,久しぶりに行くので,途中寄り道しながら大学へ向かいました.
雲が厚く,雨もポツポツと言う状況でしたが,試しに以前撮影した場所へ.
http://takehisa.blogspot.jp/2010/12/blog-post_24.html
アルバムはこちら.
https://picasaweb.google.com/106156417631221753828/2010122324?feat=embedwebsite#5554264050506435042

有名な場所なので,詳しくは書きませんが,この時期はこの時期で面白いかなと思いました.
今回は,作品作りと言うよりも,作品を作るための試行撮影と割り切り,色々と試してみました.
ですので,今ひとつのものばかりです.
雲暑く少しだけ焼けたかな
こんな感じで次回は撮影しよう
夜は,初めての海岸沿いで車中泊だったのですが,夜中に何やら水音が...
明るくなって,空には雲が.日の出は望めません.
しかも波が高く,越波しています.確かに"越波注意"と書かれています.これでは近づけません.
早々に諦め,大学へ向かいました.

さてさて.
研究の打合せも終わり帰路についたわけですが,東名高速の集中工事で渋滞が予想されたため,途中で新東名から帰ろうとバイパスを降りました.
すると,一般道の青い標識(××まで**km)とは別に,新東名入り口までの標識が設置されているので,走っていて心配になります.なぜ一般道の標識と一緒に設置しないのでしょうか.
しかも,途中の分かれ道でも,どちらが新東名入口への道なのか標識がなく悩みました.新東名高速の標識のわかりづらさがニュースになりましたが,一般道での誘導標識も不親切ですね.まだナビが追いついていないですしね.
夕焼け空を眺めながら
さて,走ってみると快適そのもの.路面もよく,東名高速に比べてカーブも少ないのでスイスイです.
ですが,スピードも出やすいので注意が必要です.
私を追い抜いていった車が二台,パトカーに捕まっていました.
オービスが設置されるまで,新東名の走行には十分スピードに気をつけてください.後ろがいなくてもスピードガンで測定されていることもありますから...

2012-10-13

嫌われている日本人のマナー

御存知の通り,先日の中国暴動(もうデモと呼べるものではありませんでした)の様子や,国慶節での中国人の様子からマナーの悪さを国内外に広めることになりました.
もっとも,暴動は中国の国情や政治的背景もありました.本来なら(おそらく)政府の役人が一部の人に依頼し,バスでデモ隊を投入し,それで終わるはずでした.一人あたり幾らか支払ったそうです.ところが,貧困層が便乗してしまい暴動に発展してしまいました.あの暴徒には大学生は参加していなかったようです.というのも,将来ある大学生が暴徒に参加したことがわかれば就職にひびいてしまいます(中国では就職難が続いています).また,なぜ日本車に乗った中国人まで被害にあったかというと,貧困層からすれば日本車に乗れる中国人は,憎悪の対象になっていったわけです.百貨店など狙われたのは,自分達は行けないからですね.

国慶節で日本への旅行を避けた中国人は,一斉に国内旅行に向かいました.合わせて高速道路無料化もあり,高速道路は巨大な駐車場となり,観光地はゴミの山となりました.天安門広場では約7.5t,中山陵は60t/日というゴミが出ました.さすがに片付けるのも早かったようですが...これは,中国の経済成長も反映しているとも言えるのですが,このようにゴミを捨てる,路上で排泄する等,中国人のマナーの悪さは有名です.私自身,観光地で中国人の旅行客が勝手に人の庭に入り記念写真をとっているのを見かけたことがあります.

さてさて.日本人に話を移しましょう.
Rocket News 24から,"覚えておこう! 海外旅行の最低限のマナー / 海外で嫌われる日本人の行為"という記事が出ました.少々ショッキングな記事なので紹介します.
この記事によれば,海外では日本人はマナーが良いと評判が良いのですが,写真撮影となると極端にマナーが悪くなるそうです.
海外旅行のガイドブックには,よく撮影する際にひと声かけましょう,と書かれていますが,シャイな日本人は,黙って撮影してしまうため,それが現地の人にはマナーが悪い,とうつるようです.
確かに,その通りです.きっと,買わずに撮影することに罪悪感があるのかもしれません.

私も,過去渡航した先で撮影した際に,なかなかひと声かけることができませんでした.
ですが,写真をはじめるようになって,許可を求めるようになりました.
海外だと言葉の問題がありますが,カメラを構えて"OK?"と指で輪っかを作れば,大体通じます.
本当は,撮影した画像を見せられれば良いのですが...
実は,海外だけでなく,山や公園でも登山道や柵を越えての撮影をする人が少なくありません.
あの3.11の地震の時も,火事場泥棒のようなこともなく(実際にはあったようですが),整然と協力しあったことが海外から賞賛された国なのですから,撮影のマナーくらい守りたいものです.

私は,撮影前に周囲を見渡して,先にセッティングした人のフレームに入っていないか,確認するようにしています.後ろに人がいる場合は,例えば"3カットだけ撮らせて",とか言って許可をもらいます.それでも,ごめんなさいをやってしまいますけど...お互い声を掛ければ済む話なのですが,トラブルになることが多いですね.気をつけるくらい気をつけて,が調度良いくらいかもしれません.

2012-10-07

紅葉、駆け降りる

10月5日は会社が休みということで,4日夜から紅葉を求めて山歩きに出かけました.
3年前に撮影に行った場所です.今回は,プラスαしました.
http://takehisa.blogspot.jp/2009/10/blog-post_09.html
http://takehisa.blogspot.jp/2009/10/blog-post_10.html
http://takehisa.blogspot.jp/2009/10/blog-post_11.html
駐車場に着くと,既に車がいっぱいです.
最初は,明け方に車を入れようと思ったのですが,心配になって駐車場に入れて仮眠しました.
明るくなり,バスに乗ると既に満員で補助席となりました.乗り切れない場合は,増発するそうなので安心です.

バスを降りて,6時間ほどフルボッカで今日の幕営地に到着です.最後はヘロヘロになりましたが,何とかテントを設営する場所を確保できました.テントを設営して水場で飲み物を冷やしますが,あまり冷たくありません.が,少し紅葉をしはじめた山々を見ながら,体を休めました.
夕方は雲が出てしまい焼ける様子がないので,早々に寝て翌日の撮影に備えました.

真夜中,テントを撤収して歩き始めますが,ペースが遅すぎて高度が稼げません.これはマズイと計画を変更して撮影機材だけをもって荷物をデポしてポイントに急ぎました.
途中,2ヶ所でルートをロストしてしまい,余計な時間がかかってしまいましたが,何とか無事に撮影ポイントに到着しました.疲れていましたが周囲は別世界で,極彩色に包まれていました.
風と雲があり今一つでしたが,これまでの疲れを忘れさせてくれました.
逆さ槍
明るくなって,撮影しながら荷物を回収しに戻りました.途中のナナカマドがとても綺麗で,一向に荷物の場所に行けません.それでも,後ろ髪をひかれる思いで下って行きました.下の写真は,やや高度を下げた場所なので,下の方は色づきはもう少しという感じです.
錦秋をまとう
荷物を回収して,こんなことならテントを張りっぱなしにすればよかったと後悔しながら,次の目的地へ移動です.岩場歩きと荷物が重いので,足が痛くなってペースが上がりません.
やっと到着すると,既にテントでいっぱいです.きしむ体を動かして,テントの設営と水汲み,飲み物の買い出しです.やっと冷た~いビールにありつけました.

夜になり,雨が降り出しました.テントにいると音のせいで雨が強く感じましたが,それほどでもありません.ただ,雨の中を移動するのも嫌ですし,何より真夜中にラジオを鳴らしている人,ペグをいつまでも打っている人がいて,寝られません.しかもペグを打ち終わった後,いつまでも話をしているので,うるさくて仕方がありません.
もう少し寝ていたかったのですが,起きて準備をして出かけました.
雨は上がって,明るくなって青空が見え始めました.山の稜線が見えてくると,なんと雪をかぶっています.すでに下ってくる人もいて,話を聞くと,上は「10年ぶりの良い紅葉で,とても良いですよ」とか,「初冠雪だったようです」とのこと.そう言えば,3年前は”10年に一度の悪さ”と言われたっけ.
この言葉に勇気づけられ,歩き始めはペースが出ませんでしたが,登りがきつくなる後半は,ほぼペースを取り戻してきました.
撮影ポイントの山小屋が見えて,紅葉のトンネルをくぐり,気持ちは逸りますが歩くペースは上げられません.それでも,やっと到着すると,トイレには長蛇の列が...せっかくの良い風景をトイレ渋滞で見られないなんて...トイレは我慢ガマン!
とにかく,まずは定番の一枚を撮影し,後は小屋の近くで撮影しました.
彩る山々
ひとしきり撮影して,家内と待ち合わせた場所で休んでいたら,家内が戻ってきました.
早く戻らないと,帰りのバスに間に合いません.この頃にはトイレ渋滞も解消して,9時過ぎに下山を開始し,途中,登ってくる人との交差で時間をとられましたが2時間半弱でテントに戻れました.
たった一日でしたが,紅葉が山を駆け下りていっている気がしました.

テントを撤収し,ひたすら歩いていきますが,すでに足はボロボロです.泣きながら,バスターミナルに着くと,長蛇の列です.先に到着していた家内を見つけると,いつになるかわからないとのこと.
前にいた女性も,ご主人が乗り場近くで休んでいるとのことで,私も足を休めるために,荷物番をしながら家内が来るのを待ちました.おかげでかなり足が回復しました.80分ほど並んでくれた家内に感謝です.
車に戻って走り始めますが,道路が渋滞し始めたため,裏道でインターに入り道を急ぎましたが,やはり高速で渋滞してしまい,結局2時間ほど余分にかかってしまいました.

今回,あまりの人の多さに驚きましたが,何より観光登山でマナーの悪さが気になりました.
山では原則登る人を優先させますが,お構いなしに降りてくる人.
木道で既に人が向かっているのに,歩き始める人.おかげで先に向かってきた(登りの)人がよけなければいけなくなりました.
登ってくる人に道を譲ろうとよけると,無理やり2列で登ろうとして来る人.通過時に荷物が接触することは事故につながるため,気を付けなければいけないのですが,謝りもせずに歩いてきます.さすがに,怒鳴ってしまいました.
吊り橋では,ふざけてゆすりながら歩く若者,歩きタバコする人...
撮影で立ち入り禁止の場所に入る人.
もちろん,私も歩きながら『あちゃ~』ということをしてしまいますが,意識しながら歩けるかだと思います.
何かの本で,観光登山客が増えている,というの見たことがあります.これは,その場所へ行けば,もういいという人達で,観光気分で山に入るためマナーとかも悪くなっている,というものです.
山小屋も厳しいことを言わなくなったこともあるかもしれません.そういえば,山を始めたころ濡れたシュラフを乾かせてほしいと言ったら,「テントだろ,自分で何とかしろ」と言われました.当たり前と言えば当たり前なのですが,その一言があったからこそ今があると思います.
数年後に登った時,その山小屋の主人は「そんなこと言ったっけ?」と言ってましたが...いいオヤジです.
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

2012-09-30

秋風景を探して (Japanese Autumn Landscape)

写団薬師・多摩教室が午前だったこともあり,午後から撮影懇親にお誘いしたところ,何名かの方から参加の申し出があり,撮影に向かいました.
あまり遠くにすると移動で疲れてしまうため,近場にしたのですが,それでも時間がかかってしまいました.

やっぱり日本の秋と言えば紅葉ですが,まだちょっと早いです.今流行の里山(というのは造語で,本当は山里というらしい)に,ゆる~く秋の田畑風景を撮影に行きました.
収穫前
台風が近づいていることもあり,大急ぎで稲刈りをしていました.まだ,赤い曼珠沙華は満開と生えませんでしたが,そこそこ良い感じで撮れたと思います.
つっかれたぁ~
雲も厚くなって,夕焼けも望めなくなってしまったのと,バルブ撮影もできないので,近くの道の駅で夕食と懇親と仮眠をとりました.
あまり,こういう機会がなかったので,いろいろとお話しできて楽しかったです.

少し仮眠して,翌朝は曼珠沙華の群生で有名な場所へ撮影に行きました.
咲いていない部分もありましたが,ほぼ満開という感じで,朝早くから大勢の方が撮影にきていました.
レッドカーペット
もう何年も来ていなかったのですが,この群落は見応えがありました.
なんと,元薬師のN氏も撮影に来ていて,撮影ポイントを教えていただきました.ありがとうございました.
想いよせて
心地よい風
さすがに,朝早くから撮影して疲れてきたのと,台風が心配になって戻ることにしました.
途中,近くの田畑や小川で撮影して,本当に雲行きが危うくなってきたので帰ることにしました.
きらめいて
揺れる心
買い物とか食事をする場所とか,あまり下調べが出来なかったので,迷惑をおかけしてしまいましたが,懲りずにまた撮影に行きたいと思います.
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村