2019-10-21

裏磐梯~那須紅葉撮影山行

10/21は職場で年次有給休暇充当のため、先週の三連休に続いて四連休となりました。
台風19号の影響で道路状況が不明なところもありましたが、裏磐梯と那須へ行ってきました。
前日イベントで終日立ちっぱなしだったので脚は疲れ果てていたのですが、3時間半ほど走らせて撮影地近くで車中泊しました。
4時間程度の仮眠で、とっても疲れて惰眠を続けたかったのですが、何とか起きて出発しました。
まず、写団薬師の12月課題である「柿のある風景」のロケハンのため柿を探しにウロウロしました。
鈴なりの柿の木ですが、おそらく11月になると収穫されてしまうことと思います。
次回まで残っていればよいのですが...
収穫前
続いて裏磐梯へ、定番の五色沼を歩いてみました。
雨のためか、観光客も少なめでした。
秋時雨
るり沼まで歩いてお昼ころに車に戻り、持参したカップ麺を昼食にして中津川渓谷へ向かいました。
橋の近くで路駐する観光客やカメラマンが多いのですが、危険なので近くの駐車場に停めた方が良いです。
渓谷は濁流が流れ、紅葉の風情と荒々しさが織り混ざった不思議な風景でした。
荒ぶる渓谷
下ってきた道を登り返し、橋へ出てみました。
何故かカメムシが大量に発生した欄干に手こずりながら撮影して車に戻ると、カメムシが一匹ついてきていました (結局、帰宅したら一匹出てきました)。
紅葉の流れ
この時、期待していた磐梯吾妻スカイラインが通行止めであることがわかり、どうしようか悩みました。
安達太良山登山口までスーパーマーケットやコンビニエンスストアがないため、裏磐梯のコンビニエンスストアで食料を調達しなければいけません。
裏磐梯に多い沼をロケハンして買い物してから、天気も悪いし寝不足なので、移動して早めに寝ることにしました。
秋色への染めはじめ
一晩中、強風が吹き抜けていた中、安達太良山登山口へ向かいました。
ゴンドラは8:30からとなっていたのですが、7:00過ぎには運転していたようです。
こういうのって、ホームページで告知してほしいなぁ...
山頂駅から直ぐにガスに覆われて視界が効かない中を、ひたすら登って山頂へ。
安達太良山は、いつでも登れるし冬(テレマーク)スキーで行きたかったのでとっておいたのです。
ところが脚は麻痺してスキーができなくなり、山も歩けなくなってきたところで、やっと登ることができました。
下りは麻痺した脚をかばいながらなので、ペースが出ません。
のんびり撮影しながら、下山しました。
錦繍の山間
さて元々は、この連休は裏磐梯と安達太良山が目的だったのですが、予定をこなしてしまいました。
天気予報も21日は、快晴から曇天に変わってしまいました。
まったく予定していなかったのですが、那須連山のハイキングに行くことにしました。
昨年は強風のため、峰の茶屋往復で終わってしまったところです。
那須連山も、いつでも行けると思って歩かずにいた山です。
どうせならと、朝日岳~三本槍をピストンして姥ヶ平の紅葉を撮影して、茶臼岳のお鉢めぐりをするという、贅沢な行程にしてみました。
一人宴会して早めに就寝していたら、隣の車がアイドリングで暖をとっていたため煩くて寝られず、予定より早く行動を開始し1:30過ぎに出発しました。
エンジンかけて暖房つけなければ寝られないなら、車中泊しなければよいのに...
峰の茶屋避難小屋に着くと、仮眠している人が3名いました。
あれ?ここは宿泊禁止では?と思ったのですが、那須岳避難小屋が台風で倒壊したため宿泊できるようです。
少し体を休ませて、ヘッドランプを頼りに一人、歩いて三本槍を目指しました。
さすがに夜中に一人で歩くのは怖く、茂みから時々聞こえる音にビビリながら、休憩中は熊鈴をガンガン鳴らしながら撮影を楽しみました。
月暈
残念ながら朝日岳の肩辺りから、ずぅ~っとガスなかで朝焼けは見られず、三本槍では辛うじて東北の山々を眺められたのが救いでしょうか。
昨日の安達太良山の疲れが残っているのか、下りのペースが上がらずコースタイムをかなりオーバーして峰の茶屋に戻ってきました。
ガスの晴れ間に
とはいうものの、まだお昼前なので、足を休めてから姥ヶ平へ向かいました。
牛ヶ首の手前で下っていくのですが、疲れた脚にはこたえます。
ボロボロの脚を休ませてから、ひょうたん池へ向かいました。
木道を歩くので、楽ちんです。
秋色の畔
撮影していると、木道を下りて池の畔に出ようとする人がいます。
「木道をおりないでください」の看板があるし、踏み跡が付いたところは土が固められて周囲の樹が弱っている様子も見られます。
注意すると、
「みんな下りてるよ」
「みんな下りているから、下りていいということはないですよね」
ちなみに、”ひょうたん池 紅葉”のキーワード検索で表示される画像の多くは、木道から下りて撮影されたものです (逆さ茶臼岳が写り込んでいる画像は、木道から下りないと撮影できません)。
撮影していたことで脚を休められたのか、何とか登り返すことができました。
ですが、すでに10時間行動を越えようとして茶臼岳とお鉢めぐりをする気力もなくなり、再びガスが濃くなってきたので車に戻ることにしました。
ちょうど11時間行動で、ヘロヘロでした。
茶臼岳とお鉢めぐりは、またの宿題となりました。