2014-06-15

甘利山 完徹レンゲツツジ撮影

6月10日から6月15日まで、町田市立国際版画美術館にて写団薬師 町田教室写真展「ときのながれ」が開催されていました。
町田教室Nさんのお誘いで、東京教室のHさんと楽しいひとときを過ごすことが出来ました。
ありがとうございました。

その後、写友のY氏と合流し撮影に向かいました。
Y氏からは5月の教室でお誘いがあり、富士山と夜景、それにレンゲツツジで有名な甘利山へ撮影に行ってきました。
日没から朝にかけての夕焼け、朝焼け、それに星景も狙ってしまおうという贅沢な、というより梅雨時にありえな~い撮影計画です。
ですが、日頃の行いが良いのか願いが通じたのか、レンゲツツジはほぼ満開という例年よりも1週間ほど早い開花でタイミングが良く、さらに週末は梅雨の晴れ間が広がるとの予報で、意気揚々と現地へ向かったのでした。

予定通りの時間に着くと、駐車場は帰る車もあり良い場所に駐車できました。
いそいそと準備をしながら、八王子のセブンイレブンで購入した八王子限定の「冷やし八王子ラーメン」を食べて腹ごしらえです。
八王子市内ブンブン限定の「冷たい八王子ラーメン」
あちこちに鹿害対策のための大きな柵が設けられているため、鹿に食べられることなくレンゲツツジが咲いていました。まだ蕾の木もチラホラとありましたが、概ね良い感じで咲いています。
印象としては、東屋のレンゲツツジは今一つで、木道周辺の群落が見頃と感じました。
このロープに三脚の足を跨がせて撮影するカメラマンが朝はズラリと並びました
日没に近づくにつれて、撮影しているカメラマンは減っていきました。
夕方にかけては雲が多くなり、夕焼けは西や北の空に少し出たものの期待した絵は撮れそうもありませんでした。調査不足でした。

予報では、0:00過ぎまで雲がかかり、それまでは星空は期待できないと思いましたが、ほぼ満月にもかかわらず南に雲がかかっていたおかげで、僅かに晴れた北の空に北極星や北斗七星を見ることが出来ました。
月が厚い雲の向こうに
ぼんやり富士のシルエット
23:00頃になると南側の雲も薄くなり、月明かりに照らされた富士の姿が肉眼でもわかるようになってきました。
完徹している人は、我々以外に5~6名程度だったでしょうか。
さすがに、2:00過ぎになると疲れてきたのか、モチベーションが下がってきました。
それでも、夜景をバックにしたレンゲツツジを撮影したり、富士山と夜景の撮影スポットで撮影したりと朝までの時間を過ごしました。

3:00頃になると、夜明けの撮影に向かうカメラマンが続々と駐車場からやってきます。
我々も、朝食を取りに車に戻り余分な荷物を置いて、再び撮影へと戻りました。
既に多くのカメラマンが撮影スポットに陣取っていて、私とY氏は分かれて撮影することにしました。
薄着だった私は、眠気と寒さでモチベーションが下がり、かつ隣のカメラマンのマナーの悪さにテンションも下がる一方でした (荷物を木道下に置きたくなかったので、少し離れた杭に立てかけていたのですが、それが目障りだったらしく、ずっとブツブツ言っていたようです)。
これについては裏ブログ<http://mountainforever.blog.fc2.com/blog-entry-41.html>を参照してください。
私も、あまりのカメラマンの多さに木道での三脚の設置が困難で、木道とロープの間に三脚を設置し、足を下ろしての撮影を余儀なくされ反省しなければいけないと感じています。
人が少なければ木道を外れての三脚の設置等はしないのですが、こういう場合 (木道での三脚の設置は通行の邪魔になる / 三脚を木道から下ろせば樹木を痛める) はどうすれば良いのか、今後の課題です。
まだまだ課題が多い撮影体験をしました
期待した朝焼けは起きず雲海も出ず、残念な結果となりました。
それでもフィルターワークや色々な撮影に挑戦できましたから、良い経験になったと思います。
ここでのカメラマンのマナーの悪さはひどく、地元のボランティアの方も文句を言っていたので、いずれ駐車場は有料化され入山規制がかかるのではないか心配です。心無いカメラマンのために、善良な登山客や観光客が迷惑をこうむる...悪循環ですね。

最後に、ちょっとびっくりしたのは、先月ヤマツツジを撮りに行った際、そこにいたカメラマンと遭遇したことです。ご挨拶させていただきました。駐車した際に隣の車の持ち主だったものですから、覚えていました。山でもそういうことがありましたが、こうした出会いは楽しいものです。

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