2010-06-12

写団薬師・町田 写真展「ときのながれ」

汗を流していないので,直接写真展に行くのが憚られましたが,日曜日の天気が不明なのと,出かける時間が取れるかわからないので,帰る途中に寄ることにしました.
明野の広域農道を抜けて韮崎に入り,R20から渋滞しているR412,R413を経由してR16を懸命にすり抜けして,町田駅前に到着しました.
なんとなく,都市計画に失敗しているんじゃないかと思えるような大渋滞の街中をウロウロして,何とか国際版画美術館に到着できました.
概ね,4時間半,というところでしょうか.

会場に入ると,新井先生がいまして,色々と町田教室の作品について話を伺うことができました.
初めて,町田教室の作品を観ましたが,今回の多摩教室や東京教室と異なり,桜が多く,しかも近場で撮影した作品が多いな,と感じました.
難しい構成を上手く表現している作品も多く,一つ間違えば何でもない作品になってしまう所を,うまく表現しています.
大変勉強になりました.

十文字峠

以前から行ってみたかった十文字峠へ行ってきました.
家内は家内で予定を立てていて誘われたのですが,十文字峠が気になっていたことと,少々歩きたかったこともあって,思い切って出かけました.
金曜の夜に出て,予定通り4時間で毛木平に到着,東屋で仮眠しました.
朝起きると,既に騒ぎながら準備しているパーティがいました.朝早いので,静かに準備しましょう.
車のドアの開け閉めは,特に注意が必要です!

駐車場のゲートから直ぐに分岐になり,草原っぽい所を抜けると橋を渡って沢沿いを歩きます.
苔むしていい感じの沢なのですが,伐採された木などが散乱して今ひとつです.
斜面の急登を上がって,しばらくすると急登が続きます.
1時間半ほど歩くと,水場が出てきますが,もう一息で1,800mの尾根の広場に出ます.
ここからは,斜面を峠に向かって緩やかなアップダウンを繰り返して20~30分ほどで峠に着きます.

満開のシャクナゲが迎えてくれました.
ですが,何となく花付きが悪い気がしました.天城と同じで,つぼみがありません.
特に登山道にあるシャクナゲは,全滅という感じです.
石楠花群落 2010.6.12 十文字峠

小屋のシャクナゲは,鹿除けネットに囲われ,ポイントが限られます.
何カットか撮影して,予定していた大山に向かって歩きました.
ここは,苔蒸して根張りの中を歩きます.
1時間ほど歩くと鎖場が出てきて,3本ほど鎖を掴めば大山山頂です.
ここも,シャクナゲが少しだけ咲いていました.
天気は良くなく,甲武信岳も見えません.

仕方なく,十文字峠に戻ります.途中,気になっていた箇所を撮影しましたが,団体通過で時間がかかりました.
地を這う足 2010.6.12 十文字峠

パーティの場合,団体が狭いルートで止まると,他のパーティに迷惑です.
留まるのは最低限のメンバーにして,広い所で待つことをお勧めします.
〇〇山岳会主催の市民登山だったのですが...

小屋に戻って,あらためて撮影ポイントを見直し,下山しました.
実は,登っている途中で「パーン!」という大きな音が駐車場方面から聞こえて,
「もしかして,残置したガスが漏れて・・・」と,すっごく不安だったんです.

行きに気になっていた挟霧橋で撮影して,駐車場に到着です.
無事なバイクが見えて,やれやれです.
千曲川源流 2010.6.12 十文字峠

それほど歩いていないのですが,お腹が空いたのでデポしてあったカップ麺を食べて,予定していた滝見の湯に入ろうと思いましたが,ちょっと遠いので,そのまま帰ることにしました.
そうそう,丁度町田国際版画美術館で写団薬師・町田教室の写真展「ときのながれ」が開催中ですし.