2025-04-29

2025年黄金週間: 撮影取材前半

黄金週間が始まる前に、SNSでは撒き餌が盛大に撒かれ、どこへ行こうか迷いました。
結局、昨年と同様に新潟へ撮影取材に行くことにしました。
写友のMさん、Nさん、Sさんと現地で合流、まずは久しぶりに雪が残った中子の桜です。
昨年は、確か私を含め3人しかいなかったのですが、今年はとんでもない車の数で、ややオーバーツーリズムな印象があります。
K夫妻や薬師同期のNさんとも久しぶりに顔を合わせられ、言葉を交わせたのは幸いでした。
畔に入って撮影するのはもってのほかですが、宿の奥で撮影している人もチラホラいました。
昨年は宿の入口に撮影での立入禁止の看板が出ていたので、私は中にはいるのは遠慮しました。
確かに、人の土地ですからね。
朝を待つ
撮影後、少し待ったりしてからSさんの案内で桜の撮影ポイントや風景の良さそうなところを案内してもらいながら撮影して、Mさんお勧めの妻有ポークの豚カツを食べに行きました。
ボリュームたっぷり豚カツ定食
夕食などの買い出しでは、もちろん揚げ物を選ぶ気にはなれず、美味しそうなお弁当や惣菜の選択肢が少なくなってしまいました。
美人林で軽めの撮影をしてから、儀明の棚田へ行ってみることにしました。
先に撮影に行った写友からの情報で、駐車スペースが雪で埋もれてしまい路駐するしかないとのこと。
行ってみるとずらりと車が並び、時折すれ違いで通過が難しい場面も。
車道に出ないよう邪魔にならないところに車を入れて、何とか撮影できました。
棚田側に路側帯があるのですが、簡易ガードレールが設置されて車を停められません。
冬に来たときは、警察の方にココに停めるよう指導されたのですが・・・
地元の方によれば、車が通過する際に観光客との接触を防止するため設置したとのこと。
痛し痒しです。
雪残る棚田に咲く
もう十年以上通っていますが、儀明の棚田に雪が残って桜が咲いているのは初めてだと思います。
この桜も老木で二代目(脇の若木らしい)を育てたり、代わりの桜を近くに植えてたりしているとのこと。
いずれ雪で枝が折れるかもしれませんね。
Sさん、Nさんとは、ここで分かれました。
翌未明、元気になったMさんは、まだ真っ暗なうちに峠に出かけていきました。
私も出ようとしたところMさんから連絡が入り、駐車場が一杯で来ても入れないし・・・ということで、蒲生へ移動するとのこと。
私は気になる棚田があったので、そちらへ向かうことにしました。
そこで日の出を迎え、Mさんとも一旦分かれて美人林で撮影してから新潟を離れて長野へ。
水芭蕉を撮影に、沼の原湿原に行ってみることにしました。
昨日は、美人までしか出ていなかった美人林
カンカン照りの中、水芭蕉やリュウキンカの群落が、目を楽しませてくれます。
夕方の光を待って仮眠しますが、あまり良い光にならなかったので買い出ししてラスト30分を観ていなかったG-1.0を、やっと観てから横になりました。

翌朝、MさんとNさんと再び沼の原湿原で合流、その後、北竜湖へ行ってみました。
こちら観光協会によれば、秋の虫害で菜の花の生育が遅れているとのこと。
それでも満開の桜や新緑の映り込みを楽しんで、私は気になっていた所へ二人と分かれて南下しました。
以前も撮影に来たところですが、あまり思い出せず、すっかり葉っぱがでている桜などを確認していきました。
途中、桃畑が目を楽しませてくれました。
桃花越しに山を望む
ここから一気に南下して雨が降り出す中、乗鞍に到着。
ですが、水芭蕉がほとんど見えません。
おかしいと思い池によってみると、全て水の底に・・・
これでは、私の腕では絵にならないと撮影を諦めて帰路につきました。
雨の中、木曽高速を走っている途中、翌朝は霧が出るのではと、かなり疲れも溜まっていたのですが仮眠することにしました。

翌未明、「木曽方面濃霧注意報発令中」の文字が、期待を高まらせてくれます。
現着すると思っていたほど霧が出ていません、というか、むしろ霧がでていません。
せっかく来たのだからと明るくなるの待っているうちに、気がついたら周囲は霧に覆われています。
慌てて撮影準備をして、霧まく風景を撮影して帰路につきました。
帰宅して、洗濯、車の掃除、買い出しなどなど、いつもの生活です。

さて、今回ちょっと驚いたことがあります。
長野で信号のない交差点や駐車場などの出入口で、(たぶん)中学生くらいのジャージ姿や私服の子達に道を譲ると、譲った車に向かってお辞儀をするんですね。
ちょっとやりすぎな感もしましたが、感謝の心を忘れないというか、その余裕というか、なんだか大事だなぁと感じました。
そういえば、10年以上前に出張で長野を訪れた際に善光寺前で休んでいた(?)ら、たしか中学生が横断歩道を自転車を降りてから渡っていました。
他県ではまず見ないですし、さすが教育県です。

2025-04-13

南信~中信 桜撮影取材

先週、まだ開花していなかった南信州の桜が気になり、再び訪れてみました。
夜の桜を撮ろうとウロウロしたのですが、どれも今一つで三脚を出す気になりません。
結局、撮影をあきらめて朝に備えました。
翌朝、南信州の案内人である写友Mさんが撮影に行くというポイントへ移動して準備していると、Mさんがやってきました。
挨拶をし約束していた品を渡して、いざ撮影です。
珍しく霧が出て、良い感じで撮影を楽しめました。

霧湧く山あいの桜
Mさんと分かれて、来月枝を切るという桜を撮影に訪れてみました。
ここは初めてだったのですが、夜の撮影に来ればよかったと後悔しました。
桜守をしている方とお話では、枝が重すぎて幹が裂けかけているためとのことです。
取材も多く、対応が大変だったとのこと。
支柱はメンテナンス負荷や金銭面で折り合わず、桜を守るために切ることにしたということです。
この江戸彼岸桜の道向かいには100本桜があり、こちらが本命なんだけどね、と桜守。
しっかり、100本桜も楽しませていただきました。
村の守り神
先週咲いていなかった桜を確認に立ち寄ってみると、なるほど、桜越しに中央アルプスが望める良いポイントです。
春めく
天気が良すぎて、軽めの撮影で以前撮影に訪れたところへ行ってみました。
この頃には初夏の陽気につつまれ、今シーズン初Tシャツで撮影です。
里に春がきた
初夏の陽気に
気になっていたポイントへ立ち寄ると、こちらは大混雑。
駐車するのが大変なので撮影をパスして、某プロ写真家から教えてもらった伊那谷を見下ろせるポイントへ立ち寄ってみました。
彩る伊那谷
ここ、簡易トイレがあって3月までは使用不可になっていましたが、まだ使えませんでした...
残念!
まだお昼すぎだったので、翌日撮影に行く安曇野方面のロケハンでもと思っていたのですが、移動中に強烈な睡魔と頭痛が出てきたため、途中で横になって仮眠して休むことにしました。

翌早朝、撒き餌につられて撮影に訪れてみると、私一人です。
ひとしきり撮影を終えると、ポツポツと観光客やカメラマンがやってきました。
この頃にはポツポツと雨が落ちてきて、風も出てきて撮りにくくなりました。
春時雨
場所を変えて、しばらく撮影させてもらえなかった桜のポイントへ行ってみました。
周囲は満開なのに、ここだけ開花していないのです。
今年は1~2分咲という感じで、ボリュームはありませんが開花直前の鮮やかな紅色を楽しめました。
この頃には雨も少し強くなり、駆け足で撮影していき、最後にいつもの田多井観音堂へ。
途中、身延で会った某プロとすれ違い、ご挨拶。
今回、安曇野の桜を雨の中で撮影したことがなかったので挑戦したのですが、やはり桜と曇天は合わず、今ひとつな印象でした。
やっぱり、桜には青い空が似合いますね。
満開桜
帰り道、まだまだ見頃な南信州の桜を愛でながら、すっかり寝不足も解消して快適な移動ができました。

2025-04-09

散歩がてら

カメラ片手に散歩がてら、近所の桜を見て回りました。
しだれ桜は、枝が切られて貧相になり可愛そうでした。
葉が出て散っているものが多かったのですが、早朝や夕方に撮影が楽しめる近場ができました。


2025-04-06

南信州 桜撮影取材行

金曜、所用があって年次有給休暇を早々に取得、平日に南信州へ移動して夕方の撮影を楽しみました。
写友から情報をもらっていた桜(1)は満開、暗くなるまで待とうか迷い、結局別の桜(2)のロケハンに移動しました。
こちらは少し標高が上がるので咲いていないかもと思いましたが、ちょうど満開で良い感じです。
ただし住宅地の近くにある桜のため、電柱/電線や建物などが入り込むため構図が限られてしまいます。
暗くなってきたので、有名になった神社の桜(3)を撮影に向かいました。
平日ということもあってか、撮影しているのは私だけでした。

夕暮れに浮かぶ

翌未明にタイヤの増し締めをして、夕方は厚かった雲もすっかりとれて星空になっています。
昨年も撮影した桜(4)も、そろそろ良いだろうと行ってみました。
すでに5名ほど撮影しています。
街灯に照らされた桜は、少しボリュームが無いように感じましたが、何カットか撮影して、昨夕撮影した神社へ向かいました。
すでに3名ほど撮影していますが、薄明るくなる時間まで休んで撮影に入りました。
すると来るわ来るわ、写友が大勢集まり、ヒソヒソ声で挨拶して30分ほど撮影して、また先ほど撮影した桜の隣の桜(5)に向かいました。
こちらにも、いるわいるわ、写友が撮影に集まって、ご挨拶などしながら楽しい撮影となりました。
日が高くなって、地元の写友の案内で次の桜(6)を撮影に移動しました。
こちらは昨年も撮影していますが、今年も見事です。
あ~でもない、こ~でもないと呟きながら撮影して、お寺の桜を2箇所(7、8)を撮影して、今回初めてとなる桜(9)を撮影しにいきました。
この桜も見事で撮影した後に、昨年撮影してお茶会をしたお寺の桜(10)を撮影しますが、そろそろ燃料切れの感じで、この頃には集中力が途切れ途切れになってきました。
それでも気になるからと、次の桜に移動です。
あいにく桜は開花しておらず、通り過ぎて次の桜(11)へ。
ぽかぽか陽気の中、大勢のピクニック気分の家族連れに混じって撮影しますが、まったく構図が決まりません。
早々に撮影を切り上げ、お昼にしました。
昼食後、何人かの写友と分かれ、写友の一人が良かったといっていた桜(12)へ行くことに。
こちらは本当に良くて、いろいろ楽しめそうです。
写友の案内で街中の桜を案内してもらった後、夕暮れの桜(4)を撮影に再び戻りました。
ここでも、写友とバッタリ。
朝は蕾だったのが咲いて満開となり、ボリュームたっぷりです。
夕暮れからライトアップと変化を楽しんで、本日の撮影は終了しました。

翌朝、まだ暗いうちに出発して、昨日撮影した桜(12)を撮影して、帰宅途中の桜をロケハンしていきますが、どれも電線や電柱がかかり絵になりません。
昨日の暖かさで開花しているかもと昨年撮影に訪れた桜(13)へ行ってみますが、もう数日掛かりそうな雰囲気です。
そんな中で、満開な桜の木(14)が目に入ってきました。
後ろの山にはガスがかかり、フォトジェニックな感じです。
ちょうど家の方もいたので、撮影許可をもらって撮影させてもらいました。
これで今回の撮影取材は終わりだなと帰り支度をして一路自宅へと向かう途中で、見事な桜(15)が目に入ってきました。
近くによってみると、まだ若干蕾が目立ちますが手前に満開の梅の木もあります。
これで本当に終わりと高速に入って、満開の桜を観ながらドライブを楽しんで帰宅となりました。
なお桜(3)は、地元の方に大変ご迷惑をおかけしているようで、来年以降はよほど特別な条件にならない限りは、撮影に訪れないつもりです。
案内や世話をしてくれた写友Mさんや、久しぶりに顔を合わせた写友の皆さんには、いろいろ情報を提供していただき感謝です。