一旦帰宅して、家事や機材の整理をしてから、5/1の夜に再び撮影取材に出ました。
目指すは、飛騨・池ヶ原湿原です。
雨模様との予報ですが、早朝は雨にあたらずに撮影できそうです。
前半戦に寄ろうと思ったのですが、今年は雪が多く5/1から湿原に入れるとのこと。
現着すると車は1台もなく、一人で入るのは嫌だなぁと諦め境地で熊鈴2個を付け準備していたら、車が1台やってくるではありませんか。
安心して撮影に入れました。
雪の影響か、まだ苞(白い部分)が閉じて開花していないものも目立ちます。
水芭蕉の白い部分は苞と呼ばれる葉が変化したもので、花は黄色い部分なんですね。
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雪残る湿原 |
撮影後、前半戦で水没していた水芭蕉の様子を見に行く前に、ニリンソウを撮影によってみました。
どこで撮影したのか場所の記憶がなく、検索しようとスマートフォンをみるとバッテリが少なくなっています。
朝まで充電していたのに変です、というか、みるみる容量が減っていきます。
とりあえず場所を検索すると、大ネズコの下、というキーワードが目に入りました。
大ネズコを目指して歩きますが、こんなところを歩いた記憶はありません。
引き返そうかと思う頃には、時すでに遅し。
随分と登ってしまっていたため、そのまま大ネズコまで行ってみました。
せっかくなので大ネズコを撮影して、そのままハイキングコースを下るという結局1時間ほど歩いただけでした。
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苦労の末 |
雨が強くなるなかニリンソウ群生地という立て看板を見つけましたが、ニリンソウの影もなく、雪解けが遅かったのか、まだ咲いていないようでした。
そういえば、桜もまだつぼみでしたから。
安房峠は通れないので、安房トンネルを抜けて乗鞍へ。
先月末は水没していた水芭蕉は顔を出していたものの、水没していたためか苞の色が悪い印象です。
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春の冷たい雨 |
歩き疲れた足と冷えた体を温めるため、久しぶりに下諏訪温泉に立ち寄ると、再び値上げして300円になっていました。
これでも安く、嬉しい限りです。
しっかり温まって、買い出しして激しくなる雨音を聞きながら仮眠となりました。
まだ日付が変わる手前に起きると、雨は上がったものの風が強く微妙な感じです。
星が綺麗なので、とりあえず行ってみようと八ヶ岳が望めるポイントへ。
ところがポイントはガスに包まれて、星どころか視界も悪い状況です。
横になったら寝てしまい、ふと起きると満天の星に天の川、雲海が街明かりで行灯のようになっています。
急いで準備して撮影を開始、30分程度でしたが星景撮影ができました。
その間に前半戦でお世話になったMさんと合流、日の出まで撮影して大阿原湿原に移動しました。
あいにく霧はでなかったものの雨のしずくと霜が煌めく中、撮影を楽しめました。
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朝日に煌めく |
朝のまったりタイムを過ごして、美し森の水芭蕉に行くことにしました。
途中、八ヶ岳や南アルプス、富士山が新雪で稜線がとてもきれいに輝いていました。
地元のIさんも合流して、水芭蕉のポイントへ行ってみます。
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雑木林のオアシス |
昨日の雨の跳ね返りで苞に泥がついて残念でしたが、まだまだ追い込む余地はありそうな印象です。
管理棟で開催されている写真展に、Iさんが入賞した作品や写友の作品を見てから別場所で撮影していた若Mさんが合流するとのこと。
待ちながらお昼にとカレー屋さんを目指しますが、大混雑で諦めて『
そば処さと』さんに案内してもらいました。
久しぶりに胡桃蕎麦をいただくことができて、大満足でした。
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さと味せいろ(せいろ1枚追加) |
若Mさんも合流して、長坂で開催されている写友の写真展を観覧して帰宅となりました。
さすがに一般道を10時間かけて帰るわけにもいかず、高速で4時間ほどかけ渋滞に遭うこともなく帰宅できました。
(後日談)
翌日、朝から洗濯、洗車、車内清掃、カメラ機材の片付けなどなどして、黄金週間で溜まりに溜まった汚れを落としスッキリしました。
スマートフォンはマルウェア感染ではなくバッテリ故障が濃厚のため、近くの量販店で新調しました。
今のスマホはデータ移動が楽なのですが、機種変更に伴うアプリケーションのデータ移行が面倒(前機種でデータ移行してから新機種で受け取る操作)で、一つ一つ確認していかなければなりません。
しかも、アカウント情報がわからなくなってしまったものもあり、その対応で撮影データも整理できずに一日終わってしまいました。
もちろん、まだスマートフォンの移行は完全にできておらず、しばらく苦労しそうです。