2018-01-01

ゆく年くる年: ボッチ編

紅白歌合戦が終わる頃、真っ白だった周囲は晴れて翌日に満月となる月が明るく周囲を照らし始めました。
ただ雲が多いのと明るすぎる月のために星撮りはできないので、再び寝袋の中へ...
遠くの除夜の鐘や花火でしょうか、大晦日から年明けにかけての音にまじり、珍走族らの音が時々聞こえてきました。
3時過ぎになり空も晴れてきたので、撮影を開始しました。
そして、これが2018年の撮り初となりました。
2018年の幕開け
月の入り後に一旦食事をして片付けていると、車が上がってきます。
確か林道は封鎖されていて、車は入れないはずですが...
明るくなり始めて、狙っていたポイントで準備をしていると声が聞こえてきます。
ゲートから歩いて、初日の出を見に来た人たちのようです。
そして車も何台か上がってきました。
どうやら地元の車で、なんと焚き火までし始めるではありませんか。
歩いてきた連中と知り合いのようで、ゲートを無理やり開けて上がってきたようです。
初日の出前
初日の出は、東の雲に遮られたものの拝むことができました。
急速に明るくなり暖かくなって、大晦日とは打って変わって晴れやかな気分です。
周囲は霧氷で覆われ、これまで冬山で何度も見ているのでしょうけど、とても新鮮な気分でした。
荷物を担いで下山しながら撮影していると、車で上ってきた家族らしい人から声をかけられました。
ゲートは閉まっていなかったのかと聞けば、無理やり入ってきたとのこと。
おじいさんが娘とその子供(孫)二人を連れてきて、子供に風景を見せてやりたかったのでしょうが、その前にゲートを無理やり開けるおじいさんの姿を孫はどう見たのでしょうか。
私が見たのは4台でしたが、閉鎖された林道を車で入り寒いからとエンジンをかけっぱなしにする行為は、彼らにとって当たり前なのでしょうか。
何だか、新年早々嫌な思いにかられました。
さて日の出が遅かったため急激に明るくなり、作品らしい撮影はできにくくなりました。
純白の世界
トボトボと歩きながら撮影して、崖の湯温泉との分岐で撮影道具をしまい山モードに入ります。
昨日とは違い、1時間ほどで牛伏寺への分岐に出て、そこから1時間半ほどで駐車場に到着しました。
駐車場は初詣の車で混雑し、私の車が完全に迷惑駐車状態になっていたので、直ぐに退散しました。
帰りに諏訪温泉で汗を流し、さっぱりしてから帰京しました。

2017-12-31

ゆく年くる年: 彷徨編

翌朝、たっぷり横になって明るくなってからの行動です。
夜中に赤色回転灯がチラチラと見えたのですが、何か事件でもあったのでしょうか。
今日は、今回の目的地である鉢伏山か高ボッチへのアプローチです。
午後から天気が悪くなるとのことなので、崩れる前にベースとなるビバーク地点に着きたいものです。
今回、登山口に選んだのは牛伏寺 (ごふくじ) で、駐車場に登山口があります。
高ボッチ高原や鉢伏山は、車で簡単にアプローチできるので登る人は少ないでしょう。
例年12月中旬に林道が閉鎖されますが、昨年は年が明けても閉鎖されず私も一昨年末に車で行くことができました
駐車場には何もなく、私の車1台がポツンと置かれることに...
いきなりフィックスロープがある急登が10mほどあり、そこからはなだらかな登りが延々と続きます。
その頃には強風が吹き、着込んでいても汗をかかないくらいでした。
1,400mくらいからフィックスロープがある急登が出てきて、その頃にはヘロヘロになり12月の悪夢が頭をよぎります。
まさに同じ装備で、三脚2台(アルミ製)にカメラ2台、レンズ3本、水2L弱、アルコール飲料1.5L弱、それにテント、寝袋などなど。
学習していませんねぇ...
鉢伏山林道に出るまでコースタイムを1時間オーバーし、さらに登る鉢伏山はパスして高ボッチ高原へ向かいました。
周りの樹々に霧氷がついているのを見て焦るものの、足は全く前に進みません。
結局5時間半かけて、諏訪湖が見下ろせる場所に着きました。
ビバークの準備を終え1時間ほど休んでから、日没まで撮影しました。
ここにいるのは私一人、ボッチにボッチで静かな大晦日を過ごしました。
なお、年越しそばは「マルちゃん緑のたぬき」でした。
そして初めて、紅白歌合戦をラジオで全部聞きました。
大晦日の彷徨
ボッチにボッチ
ちなみに高ボッチの「ボッチ」とは「ひとりボッチ」のボッチではなく、「だいだら(でいら)ボッチ」という巨人が腰掛けて休んだことからの由来/アイヌ語の巨人(巨大)を意味するボッチ/高いところのくぼ地から変化、などの説があります。

2017-12-30

ゆく年くる年: 願い届かず

年末年始は、道の駅や地方のスーパーは閉店していることが多く、食料の調達がコンビニ頼りとなります。
立ち寄るスーパーが年末でも営業していたので、今晩のおかずとツマミを仕入れました。
車中泊地として考えていた場所が使えなかったため、単なる駐車場で車中泊して撮影することにしました。
あいにく空には雲が出ているのですが、日の出数時間前には晴れると推測し夕食と酒のツマミで一人宴会して横になりました。
夜中、星を眺めたり撮影している人が、いつの間にか増えてました。
少し移動して、デジタルとフィルムの2台体制で臨みました。
しかし、デジタルはバッテリ切れか低温のためか、コンポジット撮影は失敗しました。
沈むオリオン
気を取り直して場所を移動して、車を止められる場所へ向かいました。
ここは有名撮影ポイントなんですが、駐車禁止で前回は丁度よいタイミングで警察が来て警告していきました。
除雪した雪で道幅も狭く、路駐は大変危険なんです。
ここでなくても、駐車場や他の広い場所でも観測できるとのことなのですが...
私は少し離れた場所で安全な所に車をおいて、10分少々歩いて向かいました。
地元や他県ナンバーの車が、路駐して撮影しています。
一応注意しますが、まず聞く耳なんて持ちませんね。
冷え込みや風は問題なさそうですが、なにせ乾燥しているので難しいかなと思っていましたが、案の定、願い届かず期待した現象は起きませんでした。
それでも、南アルプスに綺麗なモルゲンロート (独: Morgen rot, 英: Morning red) が現れ、その後にアルペングリューエン (独: Alpen glüehen, 英: Alpine glow) が観られました (日本では稜線が日の出で染まることをモルゲンロート、山の斜面が朝焼けで染まることをアルペングリューエンと呼ぶようですが...)。
2017年を締めくくる富士
モルゲンロート
アルペングリューエン
この後、湖畔に行って氷を撮影したかったのですが、やはり時期が早すぎたのか氷はなく、朝食を食べたら何もすることはなくなってしまいました (というより、気力がなくなった?)。
ちなみに、和ラー 三重 伊勢海老汁風ですが伊勢海老を期待するとガッカリします。
味噌ラーメンと思うと、丁度よいです。
お勧めどおり、最後に(凍った)おにぎりを投入しました。
朝食
天気は良いのに何故か疲れてしまったので、今日の車中泊地へ移動して、昼間っから酒でも飲んで休むことにしました。

2017-12-29

ゆく年くる年: 乙女の願い

仕切り直しで出直し、懸念された渋滞も一般道では特になく順調に目的地に到着しました。
出発が遅くなったので心配したのですが、何とか撮影したかった時間に間に合いました。観光地化され駐車場やら柵やらできたという気になっていたポイントは、見事に立入禁止となっていました。
それでも入り込んで撮影している人がいて、思わず注意してしまいました。
観光できた人も入り込む始末で、何のための柵なのかと疑問に思います。
あまり撮影する気分にはならないので、本来の目的地へ向かいました。
既に2名が撮影していて、挨拶してからアイゼンを車に置きっぱなしにしたことをくやみつつ、滑らないようにポイントに向かいました。
あいにく西の空に厚い雲があり、ピンポイントで光が入るタイミングを狙いますが、やはり光が足りず焼けた感じにはなりませんでした。
乙女の願い
日が沈むと一気に冷え込み、カメラマンや観光客も引き上げていきます。
私一人、のんびり片付けて次の場所へと移動しました。

ゆく年くる年: 多摩川編

この年末年始は、久しぶりに撮影に行けるので山道具も加えて出かけることにしました。
まずは多摩川の川霧を撮影し、そのまま撮影に出かけてしまおうという計画です。
条件は悪くはなさそうなのですが、川霧は弱いようです。
TB氏が来ていてご挨拶し、いつもの場所に行くと久しぶりにQ氏と会い話しながら日の出を待ちました。
日の出後も条件が悪いので後に下がると、写団薬師 前川先生をはじめ、多摩教室Tsu氏ほか撮影していました。
また帰省途中のNa氏や懸命に撮影しているShin氏と、みなさん勢揃いといった感になりました。
川霧なくとも
ぬくもり
さて、このまま移動と思いきや、メモリカードに前回撮影した残りがあったため、自宅に戻り先ほど撮影したデータを一旦パソコンへ取り込んでから出かけるということになりました。
やれやれ・・・