2008-06-07

栃木~新潟 撮影ツーリング二日目

6月7日(土)
藤原と塩谷を行き交う車と、トイレ横の発電機の音で、あまり眠れないまま朝を迎えました。
熟睡した感じは無いのですが、眠れてはいたのでしょう。あまり疲れていません。
4:30過ぎに撤収して、遊歩道を歩きます。
チョッと早いので、行こうかどうしようか迷ったのですが、空も明るいので撮影しながら湧水地へとゆっくり向かうことにしました。
10分ほどは、アップダウンがある単なる山道です。
尚仁沢へ降りると、何ともいえない雰囲気に包まれます。
結局、あちらこちらを撮影しながらで、撮影ポイントに着く頃には、丁度良い感じになっていました。
早めに出て正解です。
ショートカット(湧水地へ5分ほどで行けるポイントがある)してきた、どこかの写真クラブの方達と一緒になって撮影しました。
なかなか思い通りには...こんな感じを狙いたいのですが

少しズレるだけで雰囲気が変わりますわずか1時間足らず

7時過ぎになって、湧水地の水でラーメンを食べ、すっかり明るくなった遊歩道を今度は30分ほどで戻ります。

駐車場に戻って、荷物を積みなおして出発です。
日光を通り過ぎたところで、裏見の滝という小さな看板が目に入りました。
気になったので、戻って向かってみます。
15~20分ほど階段と遊歩道を歩くと滝が目に飛び込んできました。
なかなか趣のある滝ですが、滝の裏側に行くところが見当たりません。
戻って看板を見ると、昔は裏に回れたとの記載が...
”元”裏見の滝

気を取り直して、いろは坂を初めてバイクで走り抜け、中禅寺湖に着きました。
すっかり観光地になって、撮影する気分になれず、そのまま合戦ヶ原を抜けます。
このあたりは、早朝に撮影しに来たいところです。
日が昇った時間では、単なる記念写真にしかならないので、ココもパス。
白根山の手前で、休憩がてら写真を撮りました。
日光湯元と男体山

さぁ、ここからはR120でひたすら沼田を目指します。
群馬県に入ってしばらくすると、吹割の滝の前を通ることに気がつきました。
以前訪れたときは、(まだフィルムだった)カメラが電池切れで撮影できなかった苦い思いであります。
まだ昼前だったので、寄ってみることにしました。
遊歩道を歩くと、何やらアナウンスがかかっています。
下りてみると、白線が岩に引かれていて、監視員が立っています。
どうやら、滑落事故があったようで、立ち入りが厳しくなっていました。
2005/11/25に33歳の女性が吹割の滝から鱒飛の滝壷に落ち行方不明となったそうです。
他にも、滑落事故はあったようです。合掌
鱒飛の滝吹割の滝

豪快です

前回は、展望台へは行かなかったので歩いて見ました。
三つの展望台があるのですが、すっかり木が茂って第一はポイントが限られ、第二は全く見えず、第三は遠すぎな感があります。
第一展望台からR120に出たところで

バイクに戻って、沼田で食事をしようと思ったのですが、空腹を通り過ぎてしまい、そのままR17三国峠を抜けます。
気温15度を下回ると、さすがに寒くなってきました。
雲行きも怪しくなり、ガソリン価格も標高と共に上昇していきます。
湯沢から石打に入り、R353で十日町に向かいます。
今度は十二国峠で、また寒い思いをするのかと思ったのですが、高度を上げることも無く十日町に入れました。
ですが、雲行きはどんどん怪しくなり、松之山に入る手前で雨になってしまいました。
途中の神社で雨対策をしながら、暗くなるまでまって、ココで寝るかとも思いました。
ですが、まだ暗くなるまでに3時間以上あります。
地図を見ると、松代駅の先に道の駅があるようです。
まだ16:00過ぎということもあり、美人林を見てから、棚田の撮影ポイントの偵察をしながら、道の駅へいくことにしました。
R353から県道80号へ行く手前に、美人林があります。
雨も上がってきたので、雨具を脱ぐついでに撮影もしました。
美人林はあまり大きくなく、30分程度で一巡りできます。
何枚か撮影してから、松代の棚田へ行くことにしました。
ですが、撮影ポイントが分からないまま、ウロウロしてばかり。
結局、薄暗くなってしまったので道の駅へいくことにしました。
松代駅にあるスーパーで買い物をして道の駅へ行こうとR403を長岡方面へ向かいますが、そんな看板が無いまま、どんどん離れていきます。
これはおかしいと、戻ってみると、なんと!道の駅=松代駅だったのです。
これは寝られないなぁ...と地図を見てみると、松代城跡公園にテントマークが。
まぁ、幕営料は500円位だろうと向かいますが、人の気配がありません。
尚仁沢で汲んだ水もありますし、朝も早いのでテキトーなところで野宿しました。
蚊の襲撃に遭い、腕がボコボコにされてしまいましたし、バイクに乗りっぱなしだったせいか、腰が痛くなって気を使いながら横になって夜を過ごしました。
こんな所で一晩過ごしました

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