2009-09-20

西穂高岳独標~焼岳縦走撮影ツーリング 初日

2009年9月20日(日)
 銀色週間(Silver Week)を利用して、9月20日(日)~22日(火)に西穂高岳~焼岳縦走の撮影ツーリングに行ってきました。
 当初、新穂高ロープウェー経由で、中尾温泉に下山する計画だったのですが、上高地から西穂高へ登り、焼岳経由で中の湯で下りようと考えました。
 ですが、シャトルバスが、沢渡~上高地の片道が1,200円、往復が2,000円です。中の湯~沢渡が960円ですから、上高地往復にした方がお得です。
 ということで、バス代をケチるためだけに、上高地から西穂高へ登り、焼岳から再び上高地へ下るルートにしました。

 19日は写団薬師・多摩の例会で、その後出発しようと思ったのですが、小梨平に夜入れば、夕方の岳沢が撮影できますし、バルブも撮れるかもしれません。
 ということで、20日に出発することにしました。

 松本までは順調にR20を飛ばし県道48号からR158に入りました。
 安曇野の役場(徳本峠入口)辺りから車が込み始め、その先の稲核ダムから動かない状態になってしまいました。工事か事故で交互通行しているのかと思いましたが、どうも雰囲気が違います。
 まさかR158ですり抜けをするとは思いませんでしたが、トンネルを除いて、とにかくすり抜けをし続けました。結局、単なる交通集中による渋滞だったんです。
 沢渡第二駐車場に着くと、最終バスまで50分ほどしかありません。分散していた荷物をザックにパッキングして、20分ほどでバス停に並ぶことが出来ました。バス停の係りの人に聞くと、とにかく大混雑だそうです。
 最終に近いバスにもかかわらず、始発の沢渡大橋(第二駐車場の直ぐ下)からやってきたバスは満員です。補助席で乗り込むことが出来ました。
 ここから上高地まで、渋滞で時間がかかるかと思いましたが、意外とスムーズに上高地に入れました。
 バスを降りて、河童橋へ向かいました。物凄い観光客の数です。河童橋は人で溢れています。
 目をつけていた白樺荘の前で撮影していると、なぜか人が撮影に集まってきました。
 隣でお年をめした(といってもそれほどではありませんが)ご夫婦でこられた方も、三脚を構えて撮影を始めました。
 最初、カメラをよく見ていなかったので、645だと思っていたのですが、ハッセルでした。ごめんなさい!
 若い頃に欲しかったハッセルを、どうしても欲しくて購入されたそうです。親切にファインダーを覗かせて頂きました。う、見るんじゃなかった!これはいかん。
 以前、4×5(だと思われる)人と一緒に、鹿島槍を撮影したときも、あれだけの大きさなら、ピントがビシッと決まるなぁ、と思っていたのですが、ハッセルも素晴らしい。
夕陽の穂高連峰 2009.9.20-22 西穂高~焼岳


 日が沈んで、小梨平で幕営して簡単な食事を済ませて横になりましたが、20時過ぎにはもう大丈夫だろうと、また白樺荘前に行きました。
 バルブ撮影を開始したのですが、白樺荘の衝動の明かりが強すぎて、今ひとつです。
 今度は河原に下りて撮影しますが、五千尺ホテルの明かりが入ってきて、これまたダメ。しかもバッテリ切れでシャッターが下りてしまうという情けない結果になってしまいました。
 よく見れば、ピントも甘いし、ノイズが多いですね。おそらくセンサー部に小さなゴミがのっているようです。
シャンデリア 2009.9.20-22 西穂高~焼岳

 これは運がないんだとあきらめて、寝てしまいました。

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